■梅雨入りしたと思ったらもう梅雨が明けたってよ

住まい

梅雨が明けたって本当?

つい最近梅雨入りしなかったっけ?

そもそも梅雨明けの定義って何だろう?

本記事では、梅雨明けの真相やどうなると梅雨明けといえるのか、について
調べた結果を書いていきます。

2022年の梅雨明け時期

異例の早さ-6月下旬に梅雨明けか
 

日本気象協会が発表した「2022年梅雨明け予想」によりますと
今年の梅雨明けは異例の早さで、九州南部~東北南部にかけて「6月下旬」とのことです。

この早さ、過去一番なのでしょうか?

ほとんどの地域で過去一番早い梅雨明け

九州南部と東海地方以外、6月下旬での梅雨明けは最も早い記録になります。
ちなみに九州南部のこれまでの最早は1955/6/24頃、
東海の最早は1963/6/22頃でいずれも6月の梅雨明けは二回目です。

梅雨明けの定義

では、どのような状況になると「梅雨明け」といえるのでしょうか?

判断の明確な定義はない

実は気象庁の発表する「梅雨明け」の決め方には、明確な定義があるわけではないのです。
代わりに、気象庁が暫定的に決めている梅雨明けの基準を下記に記します。

雨が2日以上続いていた後
梅雨前線が北上して、前日と本日が晴れで
③さらにその後1週間の天気予報が5日以上雨または曇り
 
このような天気に加え、曇りや雨の日が少なくなり晴れの日が多くなると予想され、天気図で梅雨前線が北上して太平洋高気圧が張り出してくると、
「梅雨明けしたとみられる」と発表するようです。
梅雨明け発表がされない年も

このように、梅雨明けの基準が曖昧であることから梅雨明けの発表がされない年もありました。

このような場合、オホーツク高気圧の勢力が強いために梅雨前線が東北地方から北上できずに秋雨前線となってそのまま秋に突入していることが多いようです。

そのため、8月7日前後の「立秋」の頃までに梅雨明けを判断できない場合、「梅雨明けを特定しない」として統計上記録されます。

まとめ

このように、梅雨明けには明確な定義がなく、あくまで暫定的な「梅雨明けの基準」で判断しているにすぎません。天気は変わり得るので、予測が難しいのは当然ですよね。

とはいえ、2022年の梅雨明けはもう間近のようです。
明確な根拠はないものの、これだけ真夏のように暑い日が何日も続けば
もう梅雨明けしたといってもおかしくありません。

今年は長い夏になりそうです。水分補給を念入りに、くれぐれも熱中症には気を付けましょう。

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